山形県の魅力について

豊かな自然に恵まれた山形県は、東側に奥羽山脈、北側に出羽山地が連なっており、その景観は雄大です。また、朝日連峰や飯豊連峰などの山にも囲まれているため、山形県は森林資源が豊富にあります。しかも、人工林ばかりではなく、天然林も多く、森林は県の面積の7割を占めているそうです。したがって、山形県では林業に携わる人材育成に力を入れており、林業に興味がある人にとってはチャンスが多い地域と言えるでしょう。

また、山形県は日本海に面しているため、一年を通して、イカやカレイ、アワビなどが獲れます。漁獲量も多く、海産物を提供している店舗が多いのも特徴です。スーパーに行けば安くて新鮮な魚を買うことができますし、海鮮料理専門店も多いので、魚介類に目がない方にとっては夢のような場所かもしれません。

それから、山形県は農業も盛んな地域です。米作や畑作のほかにも、さくらんぼやスイカ、メロンなどの果樹栽培が行われています。果物のシーズンになると、果物狩りを至るところで楽しめますし、秋になれば収穫された野菜や芋を使って、河原で芋煮会が行われるので、季節の味覚に舌皷を打つこともできますよ。このような楽しみは、山形ならではの魅力でしょう。

ちなみに、山形県は冬季の積雪量が多いので、ウィンタースポーツファンにもおすすめの地域です。国際競技大会に使用されるようなスキー場もあるので、冬は存分にスキーやスノボを堪能できます。しかも、蔵王や天童、赤湯など湯量が豊富な温泉地もあるので、スキーやスノボで汗をかいた後は、温泉に入ってリフレッシュをすることもできます。都会に比べると不便な点もありますが、それをカバーできるだけのメリットが山形にはあると私は思っています。